航空機の窓が破損、吸い出されそうに…1人死亡

4/18(水) 5:03配信 読売新聞【ニューヨーク=吉池亮】

米東部ペンシルベニア州上空で17日午前(日本時間18日未明)、
上昇中だった米サウスウエスト航空機(ボーイング737―700型機、乗員乗客148人)の左エンジンにトラブルが発生。

飛散したエンジン部品で客室の窓が割れ、座席の乗客が機外に吸い出されそうになった。
米国家運輸安全委員会(NTSB)の発表では乗客1人が死亡した。

事故があったのはニューヨーク発ダラス行きの便で、フィラデルフィア空港に緊急着陸した。
FOXニュースなどによると、死亡したのは窓側席の女性客とみられ、飛散した部品で頭を強打したという。

窓の破損で機内が減圧したため、高度を下げるまで乗客は酸素マスクを着用した。
男性乗客は、ニューヨーク・タイムズ紙に対し
「エンジンが爆発し、10〜15分間急降下した」
「窓が吹き飛び、客室乗務員が泣いているのを見て事態の深刻さに気付いた」
などと語った。