関連「拉致、およびストーカー対策法案」「国土崩壊」「不法投棄・デブリ」「廃液、および放射能対策法」


度会町談合、町係長を起訴 津地検

2017年10月17日 21時35分

三重県度会町発注の上水道整備事業を巡る談合事件で、
津地検は17日、官製談合防止法違反の罪で、同町税務課係長の山口幸宏容疑者(43)を起訴した。

津区検も同日、同法違反の罪で、三重県伊勢市の電気工事会社「イレクト伊勢」会長の阿形治信(75)、専務の吉川文和両容疑者(49)を略式起訴した。
津簡裁は両容疑者にそれぞれ罰金50万円の略式命令を出し、いずれも即日納付した。

起訴状によると、山口被告は上水道関連工事の入札情報を管理する立場だった2014年7月25日ごろ、町が発注した電気設備工事の指名競争入札で、
非公開の設計金額(約6400万円)を阿形被告の指示で聞きに来た吉川被告に教えたとされる。阿形、吉川両被告は設計金額を参考に予定価格を計算し、同年7月31日、工事を落札したとされる。

度会町の中村順一町長は「町職員の起訴は大変残念で申し訳ない。今後、再発防止に取り組み、住民の信頼回復に努める」とコメントを出した。
(中日新聞)