日本はFTAを結んでも、その果実が得られていないとの説明だ。
FTAを利用するのに複雑な手続きが企業に輸出の意欲を無くしていると言うのだ。
FTA利用率は48.2%に留まり半数以上の企業が恩恵を得ていない。
オーストラリア等は品目を示すコードや相手国を入力すると原産地規則に会う条件が検索できると言う。
日本にはこういう機関がどこにもないから企業の負担になり利用が減っている。
政府はやるならサービス業の感覚で支援する必要があるのではないか。
現状では如何にもお役所仕事でしかない。
民間投資を促すなら、投資をしやすい仕組みを作るのが政府ではないのか。

先の対戦で日本は破れたが、その結果アフリカ諸国に植民地からの解放の機運がもたらされ、次々に独立を獲得した経緯がある。

アフリカ諸国が国際的な地位を得るにしたがい、他の国からとりわけ中国の進出が増えており、
その点日本は遅れをとっている面もある。
対中国や環境問題で日本がするべきことはいろいろありそうです。

道路、電気、空港、ショッピングモール、病院、カジノなど、中国が進める投資案件が
住民にとっても魅力的であるからこそ、抜け出せないアフリカ諸国の債務の罠。

デフォルトしてからでは遅いのだが、デフォルトしても誰かが何とかしてくれると思っている面も疑われ始末が悪い。

契約を翻すのは力のある証拠とでも言うように、赤子の手をひねるが如く騙す中国の評判は、次第に悪くはなって来ている。

だからこそ今、先進国が協力して中国債務の引き離しをしてあげる事が重要で、
国が自立すると言う事の大切さを教育しながら進める必要がある。