国際刑事裁判所判事に赤根智子氏 日本人3人目

 【ニューヨーク共同】2017年12月5日 12時31分

国際刑事裁判所(ICC)の裁判官選挙が4日、ニューヨークで行われ、
日本が擁立した赤根智子・国際司法協力担当大使兼最高検検事(61)が当選した。日本人のICC裁判官は赤根氏で3人目となる。任期は2018年3月から9年。

日本政府はICCの活動に積極的に関与することで、国際社会における「法の支配」を推進したい考え。
日本人2人目のICC裁判官尾崎久仁子氏らが改選の対象となっていた。

赤根氏は愛知県出身。東大卒で1982年検事任官。函館地検検事正などを歴任した。