武力放棄の平和主義者=現実を見ない夢想家
これまでにも日米同盟の重要性とともに、そのあやうさというのをお伝えしてきました。
これから日本は、日米同盟を基軸としつつ、民主主義国家との同盟関係を強化し、経済大国にふさわしい防衛体制を築くことが肝要だと思います。
そのためにまず、集団的自衛権の行使を禁じた政府見解を見直す必要があります。と同時に憲法を改正し、防衛権を明確にすべきであると考えています。外国からの侵略は断固として許さないという意思表示をしなくてはなりません。
ところが、自称「平和主義者」の左翼陣営の人達は、「日本に米軍基地は必要ない。憲法9条があればよい」などと主張しています。さらに、在日米軍がいなくなり、日本が武力を持たなければ平和になるといいます。しかしこれはとんでもない話しです。
世の中には、丸腰の相手には攻撃をしない法則などありません。交番をなくして鍵をかけるのをやめれば泥棒は入らないといっているのと同じで、現実をまったくみていません。
しかも現在の東アジアをみれば、「友愛」を唱えておけば平和を享受できるどころか、つけこまれて領土問題を含め相手国に有利な条件での取り決めを突きつけられておしまい、という状況。
世界に現存する6つの社会主義国のうち、4つが東アジアにあり、政治的な冷戦状態はまだ続いているのです。
武器を持たなければ相手は攻撃をしてこないなんていう甘い考えは捨て、現実を見て世界情勢に照らし合わせれば日本も他国と協調しながら憲法改正、武力保持を積極的に考慮に入れていくべきでしょう。
美しい日本の憲法をつくる国民の会
https://kenpou1000.org/