ハプロイドというのは、haploid 一倍体のことで、diploid 二倍体というのもある状況です。
細胞染色体のことで、人間は23対持っています。
22対は常染色体といいます。23個目は性染色体で、男性は XY 女性は XX です。
haploid 一倍体は 一方の染色体を示します。Yは Y-DNA Xは mtDNAといいます。
diploid 二倍体は 一対まとめてあつかう染色体です。
ハプロイドをあつかう場合、大抵 Y-DNAを示します。
Y-DNAは男性にしか存在しません。男性のY-DNAは、必ずその父親のY-DNAとなっています。
Y-DNAは国、地域、人種によって違います。ある一族がいた場合、ほとんど全部の場合で男性がその一族の
者、男性の父親の元に生まれた男性が、その一族そのものの人物という状態になっています。
女子の場合は、大抵よその家に嫁ぐという形になっているため、嫁いだ側の一族の者、というあつかいに
なっています。婿などは非常に少ないので、一族における男性のY-DNAがその一族、人種そのものという
実際になっています。
世界における Y-DNA haploid は、白人がR、黒人がE、中東人がJ、北欧人がI、ロシア人がN、中国人、朝鮮人がO、
モンゴル人がC、チベット人と日本人がdとなっています。
日本国内における ハプロイド d o c の割合は 4:5:1ぐらいです。
ハプロイドdは沖縄、東北、北海道に沢山います。西日本にはハプロイドOが沢山います。