日本の軍事行動がアジア諸国の独立の引き金になったとして、
その後の日本やアジアの行動の指針に何らかの影響を与えたわけではない。
大東亜共栄圏は敗戦によって完全に否定され、アジアと日本は分断されている。
今現在日本をアジアの盟主と仰ぐ国があることもなく、日本にそれを担う資質があるわけでもない。
歴史の捉えなおしは結構だが、歴史に規定された世界における我々の立ち位置を弁えない
日本賛美は敗戦により失われた自信の補填行動に過ぎないと自覚すべきだ。