中田監督「世界選手権で絶対に表彰台」 全日本女子始動会見で決意/バレー

 2020年東京五輪でメダル獲得を目指すバレーボールの全日本女子が17日、強化合宿中の味の素ナショナルトレーニングセンター(東京・北区)で今季の始動会見を行った。
中田久美監督(52)が率いて2年目の今季、最大の目標は日本国内で開催される世界選手権(9月29日開幕)。
「2020年を最終目標としたとき、2018年は非常に大事なシーズンになる」と中田監督。
「世界選手権は絶対に表彰台に上がるべく、一丸となってやっていく」と目標を明言した。

 この日は来月開幕する国別対抗大会・ネーションズリーグに登録予定の18選手が出席。
昨年のワールドグランドチャンピオンズカップ(グラチャン)出場メンバーを中心に、若手の黒後愛(19)=東レ=や井上愛里沙(22)=久光製薬=が加わったほか、
膝のけがでグラチャンを欠場した古賀紗理那(21)=NEC=やリオデジャネイロ五輪代表の田代佳奈美(27)=東レ=が復帰した。

 昨年3月に膝を負傷して以来、試合に出場していない長岡望悠(26)=久光製薬=はメンバーから外れた。
中田監督は「手術をした膝は問題ないが、ゲーム勘やゲーム体力を考えるとネーションズリーグは厳しい」と説明。
同リーグ終了後、8月のアジア大会(バンコク)や世界選手権へ向けて改めて選考する可能性を示した。