「自分に都合の悪いことはいつも棚に上げて論じるのです。
20年前に金大中と小渕恵三の両トップが日韓双方の文化開放を始めましたが、韓国のテレビ局は、韓国人歌手の歌の歌詞で日本語を『NGワード』扱いにしたりしています。
Mステの出演拒否に日本政府が介入したのではと指摘したのは、心理学でいうところの『投影』でしょう。
自分たちの政府はメディア統制を敷いているので、日本も同じに違いないと考えた。
韓国は妄想国家で、自分たちの都合の悪いことはすぐ忘れるのです」

 同様に元朝日新聞ソウル特派員でジャーナリストの前川惠司氏も、

「韓国は、日本側の対応こそ大人げないと主張しているわけですね。しかし、これまで大人げない行動をとり続けてきたのはむしろ韓国の方でしょう。
最近の『旭日旗問題』にしてもしかり。あれは日本の自衛艦旗なだけで直接の侵略とは一切関係ない。それを彼らの自分勝手な理屈でこじつけ、ことさら政治問題に発展させた。
あるいは、韓国内で高級品として人気になった日本製のランドセルを“軍国主義の名残だ”などと攻撃する動きもありました。更に、韓国人が日本へ旅行に出かけ、神社の絵馬に願い事を書いてくることに対して非難する声もかねてありました。
なんでもかんでも、自分勝手に歴史認識に結び付けてきたのはむしろ韓国の方なのです」

 と論難するのだった。