エンジンは8GR-FXSという新型式で、3.5リッターの2GR系をもとに、GR系エンジンの集大成として開発された。排気マニホールド一体型シリンダーヘッド、EGRシステム追加、運動系部品の軽量化により主要部は作り変えられている。

 圧縮比の13:1は同じだが、バルブ駆動系やピストンといった往復運動系の軽量化が実施され、GS450hの2GR-FXEと比較すると最高出力回転数は6000rpmから6600rpmへ高められ、最高出力は3kW(4馬力)プラスの220kW(299馬力)を発揮。最大トルクの356N・mは同じだが、発生回転数は4500rpmから5100rpmと引き上げられてエモーショナルな味付けに仕立て直された。