側溝ふた盗難、後絶たず 
県内被害47件、300万円超
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20170616/CK2017061602000018.html?ref=rank
 県内で道路側溝の金属製ふた「グレーチング」の盗難が相次いでいる。今年に入って九日までに四十七件で
三百枚以上が盗まれ、被害総額は三百万円余りに上る。被害は広範囲にわたり、県警や自治体などの道路管理者は
複数のグループが転売目的で盗みを繰り返しているとみて警戒を強めている。

 大台署は八日、窃盗などの疑いで廃品回収業の男(50)を現行犯逮捕した。大台町内の空き店舗に侵入して排水溝の
ふたを盗んだとされる。
 男の軽トラックから数枚のふたが見つかっているが、署は屋外のふたを狙った他の事件とは手口が異なることから
他に一連の盗難に関わった人物がいるとみている。
 捜査関係者によると、盗まれたふたは一枚十キロ以上と重いものが目立つ。犯人は車に積み込んで運び去り、金属
買い取り業者や廃品回収業者へ転売している可能性が高い。