現代科学が世界を席巻する以前は、
×教徒や十教原理主義者、Mの人たちは、聖書など記述から
「大洪水」によって絶滅したのではないかと思っていた。
ここで大きな問題がある。
それは地球上での水分量は限られているから、
何処かで豪雨があれば何処か他の場所で水分が蒸発している。
何処かで晴天ならば他の場所は雨が降っている。
こうして水は繰り返し循環している。
低気圧が発生すれば、他の場所には必ず高気圧がある。
もしも雲を含む大気中の水分が地上に全て降り注いだとしても地上は水没することはないし、
アララト山にまで箱舟を流すようなことは出来ない。
単なる気象的現象だけでは「大洪水」は説明できない。
だから絵空事や夢物語として扱われて「科学的でない」として排除してしまう。
アカデミズムは説明できないということは事実ではないと切り捨てる傾向がある。
だが、絶滅したことを、地球環境が激変したことで起きたことだと考えれば話は合致する。
船が内陸まで流されるわけが無いと思われるかもしれないが、似たような光景は津波で説明できる。
津波は人間を始め家や自動車を一気に押し流して内陸部の方まで達した。
このときも港の船の多くが内陸部まで押し流された。
港に停泊していた船の大半が海水ごと陸地に運ばれて陸上に取り残された。
その「大洪水」を引き起こした膨大な水は宇宙から降り注いだ。
つまり、質量の大きな惑星の接近によって月が一時的に壊れ、
その内部にあった水が地球の引力によって地球に降り注いだ。