トランプ米大統領が支持者たちを扇動して、6日に連邦議会議事堂を襲撃させたとして弾劾決議案の準備が進められていると米メディアが伝える中、長女で大統領補佐官を務めるイバンカさん夫妻が首都ワシントンDCを脱出する準備をしているのではないかと報じられた。

自宅前に不用品を回収する会社の大型トラックが止まり、段ボール箱などが運び出される写真を地元記者がSNSに投稿した。夫妻は昨年12月にフロリダ州マイアミにあるプライベート・アイランド「インディアン・クリーク島」に3200万ドルで土地を購入したと伝えられており、自分たちを含めてトランプ一家に対する批判の声が高まる中で、トランプ大統領の任期終了を待たずに首都を去る可能があると地元メディアは伝えている。

夫妻はニューヨークのマンハッタンにアパートを所有しているが、2017年のトランプ大統領の就任に合わせてワシントンの高級住宅地に家賃月1万5000ドルと言われる住居を借りて、3人の子供と暮らしていた。

インディアン・クリーク島には多くのセレブも別荘を持っており、専属の警察もいてセキュリティー面でも安全な土地だと伝えられている。