中国国営新華社通信は18日、立法機関の全国人民代表大会(全人代)の常務委員会が
17日に可決した国旗法と国章(国の紋章)法の各改正案について全容を公表した。
国旗と国章の取り扱いをより厳格化し、
この2つを「愛国主義教育」の重要な内容とするよう求めている。
施行は来年1月1日。
改正国旗法では同法の目的について、「国旗の尊厳を守る」などとする内容に追加して
「社会主義の核心的価値観を育成・実践する」と明記。
破れたり汚れたりした国旗の掲揚を禁じる従来の規定に加えて、
逆さまに掲げたり、捨てたりする行為を新たに禁じた。