ヤルダバオートとは、
ユダヤ教的・キリスト教的な要素を取り入れたグノーシス主義における、
この世を造った「偽の神」の固有名である。
プラトーンが『ティマイオス』のなかで記す造物主(デーミウルゴス)の名として使用される。
長母音を略して、ヤルダバオトとも呼ぶ。