防犯カメラに写っただけで…誤認逮捕 窃盗容疑で3日以上拘束 | TOKYO MX NEWS
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警視庁野方警察署の警察官が、東京都内の20代の男性を誤認逮捕して、3日以上にわたって拘束していたことが分かりました。逮捕の手掛かりとしたのは、防犯カメラの映像だけでした。

 ことし10月、中野区内のコインランドリーで女性の衣類を盗んだ疑いで、都内に住む20代の男性が逮捕されました。
警視庁によりますと、野方警察署の警察官がコインランドリー内の防犯カメラを調べたところ、眼鏡を掛けていて黒っぽい上下の服を着た男が女性の衣類を盗んだところが写っていました。
そして、違う時間に防犯カメラに写っていた、風貌がよく似た男性を犯人と判断して逮捕したということです。
しかし、12月10日になって再び防犯カメラの画像を解析したところ、その男性は別人で、誤認逮捕だったことが分かりました。男性を約80時間にわたって拘束していたということです。

 今回の誤認逮捕を受け、警視庁は「誤って逮捕してしまった方には心からおわび申し上げます。今後、このような事案が起きないように指導を徹底してまいります」とコメントしています。