神戸地裁姫路支部の50代の男性判事が11月、担当する民事訴訟の関係者を敷地内で突き飛ばすなどの傷害事件を起こし、
兵庫県警が傷害などの疑いで捜査していることが3日、捜査関係者への取材で分かった。判事は容疑を認めているという。
捜査関係者によると、男性判事は11月5日午後7時ごろ、担当した民事訴訟の判決後、同支部の敷地内で当事者同士がトラブルになっているのを目撃。
敗訴側の50代男性を突き飛ばし、弾みで近くにいた20代女性を転倒させて軽傷を負わせた疑いがある。
判事は同日中に県警姫路署に出頭。同署は傷害、暴行両容疑で書類送検する方向で捜査を進めている。