971 :ヨシオ:2010/11/20(土) 11:22:55 ID:YYnDQ8gg0
でも…
上手く言えませんが、以下やり取りです。

「ところでヨシオ君、彼女できた?」
「まさか…全然無理だよ〜」
「情けないな〜いい年なんだから、早く踏ん切りつけて次いかなきゃ!」
「まだ若いと思ってんだけど(笑)」
「寂しいじゃん!リカだってもうラブラブ生活満喫してんだからさ!もういいんじゃない?」

973 :ヨシオ:2010/11/20(土) 12:11:03 ID:YYnDQ8gg0
私は言葉を失いました。
でも、彼女に悟られまいと軽く笑い飛ばし、努めて平静を装いながら話を続けました。

「あっ…そうなんだ…良かったなぁ。どんな奴なの?俺よりはイケメンじゃないでしょ〜」
「イッケメンだよ〜!ヨシオ君程じゃないけど!さすがのリカも陥落って感じ」
「陥落?」
「リカって男にもてたじゃん。ヨシオ君と破談になってから会社の男が入れ替わり立ち替わり言い寄ってきたみたいよ。
でもとてもそんな気にならないって言っててさ」
「今の俺みたいじゃん(笑)」
「そうそう!だから私言ったの、次に踏み出さないとって。いつまでも若い気でいるなよって。モテテるうちが花よって。そしたらリカ、それでもいいって言ったの。ヨシオ君の事、忘れたくないって」
「………」

974 :ヨシオ:2010/11/20(土) 12:12:47 ID:YYnDQ8gg0
「私それ聞いて、本当にヨシオ君の事が好きだったんだなって思ったよ。でもね、ヨシオ君の事を心の何処かで想いながら仕事に一心不乱に打ち込むリカを見て、親友としてこのままじゃいかん!って思ってさ、強引に合コンに連れ出したの」
「友達思いじゃん(笑)」
「でしょ〜?でね、その時いた一番のイケメンにその後言い寄られてたみたいでさ、あっけなく陥落。なんだ、相手がイケメンならすぐこれかよって感じ(笑)私が狙ってたのにさ〜」
「…へぇ…いつ頃の話?」
「えーとね…夏休み一緒に旅行行ってたから…7月頃だったかな」