ま、けどよ、テニスもよ、ボクシングと同じで、
ディフェンス7割、オフェンス3割がセオリーなんだろと思うわ。

ボクシングの選手の鍛え方って、とにかく、体を鍛えまくって、
ガードを固くして、打たれ強くして、走り込みもして、
とにかく、どこをどう殴られても、そう簡単に倒れねえようにする。

んで、そうやってガチガチにガードを鍛えてから、攻撃の練習をする。

ボクシングの場合、相手の至近距離まで接近して(つまり相手のふところに入って)、
パンチをぶち込むのがセオリーだからよ、相手に接近したときは、どうしても1発2発くらったりしちまうんよ、
んでも、パンチ食らうのを怖れて相手のふところに入れねえと、攻撃にならねえ。
だから、多少食らってもビクともしねえように、とにかくディフェンスは万全にする。
「殴られてもぜんぜん効かねえんだよ、殴ってみろオラオラ」みてえな感じまで鍛える。
んで、ディフェンスさえ仕上がればもう、あとはやすやすと攻撃できる、と。

ま、とにかく、今の奈良は、熟練したボクサーみてえに、ディフェンスが鬼強い。
ほとんどミスしない。それで攻撃も多彩なんだからもう、勝てないわけがない、と笑。