ドロ神父が日本へやってきた事情には、もうひとつあって、
ちょうどフランス革命で、王政が倒れ、貴族もこの先、どうなるかわからない、という世情が不安定な時期だったということだったそうです
しかし、このドロ神父、聖書の金持ちの青年を思い出させますね
この金持ちの青年も実在の人物だったんでしょう?
ドロ神父はこの金持ちの青年の転生した人のように思えます
イエスキリストにすべてを捨てて私について来なさい、と言われて悲しんだ青年は、
もっとずっと後の世に転生して、
今度こそ、イエスの言われたことを実行したのでした、という物語のように思えてなりません
ドロ神父は、あの世に旅立った時は、少量のエッセンスどころか、両手にいっぱいの荷物を持って行ったのではないでしょうか