長崎県に外海地区というところがあります
主に断崖絶壁、平地のほとんどない地形です
隠れ切支丹が住みついた所です
この地方の特産品で、ドロ様そうめんというのがあります
長崎へやってきた宣教師が作ったそうめんとしか知りませんでした
ここには黒崎教会や、このドロ神父の資料館があり、この資料館にはちょっと前に行って見ました
シスターが色々と説明してくださいました
世は明治になり、信徒発見のニュースはヨーロッパまで届き、人々を驚かせました
ドロ神父はそんな信仰を守り抜いた信者の元にやってきた人なんですね
貴族の子息で、20代で莫大な遺産を持ってやって来ました
遺産はすべて、外海地区の信徒のために学校を建てたりして使いました
そして、一度も故郷のフランスに帰ることなく、70代で外海地区に没したのだそうです
ドロ神父の私の認識はただのそうめんで有名な人というものでしたが、大変な偉人だったと知って驚きました
日本のえせクリスチャンの人たちは、ドロ神父の爪の垢、ならぬドロ様そうめんでもすするがいい、と思いますね