死んだら、物質である肉体から霊魂が抜け出して、霊界に帰っていきます
肉体は地上に残って、土に帰ります
肉体もあの世へは持っていけないのですから、
ましてや、生きている時築いた財産もあの世へ持っていけるはずはありません
古代エジプトでは死んでも、いつか遠い未来に霊魂が帰ってこられるように死体をミイラにして保存したのでしょうが、それは迷信です
また、地上に生まれてくる時は、地上にいる夫婦を探して、その夫婦の子供として生まれてくるのです
ところで、あの世、霊界へは物質は持っては行けませんが、
霊魂が肉体に宿っている時、つまり生きている時、経験した、良い思い出は霊魂と共に霊界へ持っていけます
ほんとうに美しい良い思い出しか残りません
このことをシュタイナーはエッセンスと言っています
アロマで使うハーブのエッセンスってありますよね、
ちょうど、フラワーエッセンスみたいなもんです
大量の草花から採れるエッセンスってわずかでしょう?
こういうエッセンスしか霊界へと持っていけないそうです
そして、そのエッセンスは宇宙の養分となり、
宇宙はその養分で大きくなり、または維持できるんだそうです
壮大で美しい話です
星空が美しいのは私たちの人生の美しい経験から採れたエッセンスで出来ているからなのですね