■今や反グローバリズムの欧米に周回遅れでグローバリズム(新自由主義)に突き進み、グローバル資本家、経営者に搾取される日本■

国境を越えて富を略奪、搾取する、いわゆるグローバリズム(自由貿易、外資の株式支配、国境を超えた投資)があるかぎり、
国家、国益意識のない経営者、資本家は、利益最大化のために内需限定ではなく国境を超えて富の搾取を追い求め、己と株主の利益しか頭にない。

連中はコスト勝負である輸出競争力、国際競争力を維持するために、
金権支配で政治家と癒着し、法人税減税に加えて消費増税、公共投資削減など、緊縮財政をさせ、
国民を貧困化し賃金を下げ、さらに賃金を下げようと移民を入れ、伝統文化、安全、秩序を破壊し無益な紛争を生み国家そのものを破壊する。
グローバリストは、国民の給料を上げ、設備投資をして生産性を向上させて、国民経済を成長させ国民を豊かにすることなど、まったく頭にないのです。

グローバリズムによって国民の経済格差は拡大しグローバル資本家、経営者の富と権力は膨れ上がり、それ以外の人々は貧困化していく、格差、奴隷化社会が生まれるわけです。
富裕層の富がいくら膨らんでも脱税、貯蓄に回るだけで、低所得者の富が増えないと消費は増えず景気は良くならず、いわゆるトリクルダウンなど起きない。
現在の日本は、安倍政権がこのグローバル資本家、経営者の利益だけを追求するグローバリズムに一直線で突き進んでいるのです。