1: 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2012/08/07(火) 08:20:05.72 ID:xlRGB+NoO


 埼玉県内に四つある県営プールでは昨年から、入れ墨やタトゥーを入れた客を厳しくチェックし、見つけたら退場させている。
 警察官OBの力も借りた結果、入れ墨を入れた来場者は減少傾向にあり、家族連れの客が目に見えて増えている。

 「去年は1日で最高180人排除した。朝から夕方まで食事の時間もなくてね」

 県営プールで最も入場者数の多い「しらこばと水上公園」(越谷市)で警備統括責任者を務める男性(62)は振り返る。
県警OBで、柔道の有段者。暴力団員にすごまれても動じることはない。

 昨年は、広い屋外プールの敷地内を歩き回って1日平均で約50人を退場させた。
ごねる男は別室に案内して諭す。「女連れだとなおさら粘る」と苦笑する。

 だが、今年は、徹底排除の姿勢が浸透した効果か、家族連れが増えたという。 入れ墨やタトゥーを入れた客によるトラブルも減った。

 2010年までは、県営プールではボディースーツ型の水着「ラッシュガード」などを着て入れ墨を隠せば入場を許可していた。
その姿勢が、なし崩し的に暴力団員らの入場を許すことになった。

都内のプールが一足早く「入れ墨・タトゥー禁止」を厳格化し、その手の客が流れてきたようだ。

 特に、都心から近いしらこばと水上公園は「入れ墨の見本市」とまで言われる有り様だった。
東京の暴力団がプールサイドの一角を占拠し、掃除のスタッフが怖くて近寄れずに閉園までゴミが放置されることもあった。
県などには「怖くて子どもを連れて行けない」などのクレームが相次いだ。

 そこで県は昨年から、入れ墨やタトゥーを入れた人を徹底的に退場させる方針を決定。
プールを運営・管理する県公園緑地協会で県警OBを警備の責任者として雇用した。
近年、若者がワンポイントのタトゥーを入れることも増えているが、すべて入場禁止とした。
(以下省略)