小2女児が排水口に吸い込まれ…死亡 埼玉

 31日午後1時50分ごろ、埼玉県ふじみ野市大井武蔵野、
同市営ふじみ野市大井プールで「女の子が排水口に吸い込まれるのを監視員が目撃した」と119番通報があった。
現場に急行したポンプ車3台がプールの水を抜き、入間東部消防本部の特別救助隊などが捜索したところ、
同5時10分ごろ、排水口(直径約60センチ)から奥に約5メートル入ったパイプ(同30センチ)の中に女児の手を確認。
同7時45分、ポンプのプロペラに引っかかっていた女児を救出したが、死亡が確認された。
埼玉県警東入間署は業務上過失致死の疑いもあるとしてプール関係者から事情を聴く方針。
 調べでは、死亡したのは同県所沢市山口、同市立小手指小2年、戸丸瑛梨香(えりか)ちゃん(7)。
瑛梨香ちゃんは母親(38)と長男(14)、二男(11)、同級生の5人でプールに来ていた。
母親と流水プールで泳いでいるうちに側壁の排水口に吸い込まれたらしい。
 流水プールは、全長120メートル、幅5.5メートル、深さ1メートル。
排水口は断面が円形で、外側には格子状のアルミ製の板(縦60センチ、横60センチ)が2枚、
それぞれボルトで取り付けられていたが、事故当時は左側の1枚が外れていた。事故が起きる前、
プール利用客が板が外れていることに気付き、外れた板を監視員に渡したという。
 この流水プールはポンプ3台で水を吸い、それを吐き出すことで流れをつくっている。
ポンプは1台当たり毎分10トンの水を吸い込むという。

この監視員は板がはずれてるのが分かった時点で全員をプールから上げるべきだったのか?