とはいえ、「有識者会議」の提言書では、「協会が功績の顕彰を必要と考える横綱に対しては何らかの形で功労をたたえる可能性は排除されない」とも触れているそうで、

「記録もさることながら、技量は抜群ですからね。組んでも離れても強く、オールラウンダー。内弟子で人気力士の炎鵬も尊敬し慕っています。『万歳三唱』の件も反省しているし、
『一代年寄』の件も『自分が決めることではない』という思いの表れか、口にしません。協会内からは『白鵬相撲道場』の看板使用の話も聞こえて来ている」(前出・スポーツ紙記者)

過去、史上最多の69連勝を記録している双葉山が『時津風部屋』と『双葉山相撲道場』の看板を並べて掲げた前例があるそうで、
「今でも時津風部屋の力士や担当記者たちの多くが親しみを込めて『道場』と呼んでいます。白鵬に対しても、現役時代の四股名を活かす形で、偉業を称えて欲しいものです」(前出・スポーツライター)

‘69年の大鵬から5人目で「一代年寄」が途絶えることに。だが、次なる偉大な横綱誕生を祝福する資格制度が待たれるばかりだ…。

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