貴景勝が慎重な調整 四股やすり足など基礎運動に終始

 大相撲名古屋場所(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)を角番で迎える大関・貴景勝(千賀ノ浦部屋)が、慎重な調整を続けている。
26日、名古屋市の千賀ノ浦部屋宿舎での朝稽古(げいこ)は、四股やすり足など基礎運動に終始した。
出場に向けては「初日の5日前に少し相撲を取れたら良い」という目標を掲げた。
 26日はすり足のスピードを上げ、「25日より動かしやすかった」と好感触を口にした。ただ、「日によって調子は違う。
段階を踏まないと」と話すように、右膝の回復は一進一退のようだ。
ここまでけがの影響が長引いていることに、「イメージしていなかった」とも漏らす。