>>573
 生意気な>573をシめてやるッ!
 武蔵川親方が見守る中、制裁は行われた。
 既に>573の口には出島のサオがねじ込まれている。
「マル、コマしたれ」
 親方がいうと、武蔵丸は稽古廻しの横から一物を取り出した。
 ゆうに一尺はあろうかという巨大な業物に、>573はぶるっと震えた。
 しかし、その恐怖とは裏腹に――いや、>573にとってはその恐怖こそが色欲を沸き立たせるものだったのかもしれないが――>573の花らっきょうのような小振りの一物は痛い程にそそり立っていた。
 その「花らっきょう」の皮を武双山が唇でちゅるんと器用に剥く。
 武双山の口中にアンモニア臭が広がる
 そして、武蔵丸の一尺竿が>573の菊門にねじり込まれていく……。
 四人総体重600kgを超えるド迫力の4Pファック。
まだ、幕が開いたにすぎない。
 悦楽は、ここから始まる。夜はまだ終わらない……。

目の前で>573が犯されていく光景を見て貴ノ岩は震えていた。
 いや、むしろ視線が吸い寄せられるように張り付き、瞬きさえできなかった。
 三人の巨体が艶かしく動き、醜悪な肉竿が>573の身体に出入りする様は昨日までの貴ノ岩にとって嫌悪すべき光景以外の、なにものでもなかったはずだ。
 しかし今は違う。
 下半身の一部がやけに熱い。
 先ほどまであっけにとられていた>2が気付くまでもなく、それは先端から欲望の液を滲み出させていた。
「ンハアッ」
 激しく抽送を繰り返す武蔵丸の、臀というにはあまりにも巨大な肉塊を見ていた貴ノ岩はついに声を漏らしてしまった。
 振り向く武蔵川親方の目は、新しい獲物を見つけた野獣そのものだった。
「こっちもいけそうじゃないか」
 >573はすでに白眼を剥き恍惚状態だ。
 激しく動いていた武双山の頭部が止まり、こちらを振り返ると口元には雄の証明がゆっくりといやらしく流れている。
「親方おれたちはこっちでいきますか」
 隠居したとはいえ親方も嫌いな口ではない。
 二人が貴ノ岩の方に巨体をゆらしながら近付いてきた時、罪悪感と快感の狭間から――これからおまえも雄同士の快楽を貪るのだ――という声が聞こえた。
 貴ノ岩は何回気をやるのだろう。長い夜になりそうだ……。