光法、引退待った!!「クロ」の誤解生む…八百長問題

2011/2/19(土) 午前 11:00



新たに「疑惑力士」として浮上した白鵬の付け人頭の光法が、引退を決意していた。
複数の関係者によれば、10日に相撲協会へ引退届を提出していたという。


 だが、ここで相撲協会側から「待った」がかかった。
八百長問題発覚後に提出された力士の引退届を本場所再開のめどが立つまで、すべて保留とする方針であることがこの日、協会関係者の話で判明した。

実態解明を進める特別調査委員会への協力態勢の継続や、疑惑がないのに八百長に絡む引退との臆測を周囲に抱かせないことが目的と見られる。


 光法は17日に調査委から聴取を受けた。
同日に発売された一部週刊誌で、白鵬の“八百長疑惑”が報じられた件で、光法が仲介役となっていたことをうかがわせる内容となっていたためと見られ、新たな「疑惑」が浮上した形となった。

この時期に引退を認めてしまえば、誤解を生むことにつながる。ましてや横綱の付け人だけに、受理するわけにいかなかったようだ。