「相当強い衝撃」救急医が指摘 頭蓋底骨折「後から気づくことも」


右中頭蓋底骨折は右耳の周辺を殴られて起きたと考えられる。協会の発表では
「全治2週間程度」だったが、骨がくっつくには1カ月ほどかかり、けがをした直後なら
全治1カ月程度の重傷と診断された可能性が高いという。

一方、暴行があったのは10月26日に行われた鳥取巡業の前夜とされるが、貴ノ岩関は
その後も巡業に参加しており、11月5日になってようやく一時入院した。この時間差について
杏林大医学部の山口芳裕教授(救急医学)は「頭蓋底骨折は、よほどひどい場合を除けば
後から気付くこともある」と指摘する。当初はけがの痛みなどで気がつかないが、2〜3週間
たってから頭痛や嗅覚の違和感など脳神経に伴う症状が出て受診することもあるという。

http://www.sankei.com/affairs/news/171114/afr1711140046-n1.html