平幕石浦、稀勢の里の患部にいきなり張り手「土俵では思い切っていくだけ」2017/05/09 


二所ノ関一門の連合稽古が6日、都内の尾車部屋で行われ、他一門から平幕石浦(宮城野)も参加し、横綱稀勢の里(田子ノ浦)の稽古相手を務めた。

 幕内最軽量118キロは突然のチャンスを逃さなかった。横綱が当初、相撲を取っていた小結嘉風(尾車)は一番で負傷リタイア。すかさず代役に志願した。

 日頃は兄弟子の白鵬の胸を借りるものの、稀勢の里との相撲は初めて。
相手が左上腕部を痛めるのも気にせず、立ち合いで患部を右手で張り、思い切って攻めた。左の使えない横綱を土俵際まで追い詰め、見せ場を作った。