小結・栃煌山が小学生と交流09月27日 16時56分nhk
大相撲、安芸市出身の小結・栃煌山が安田町を訪れ、小学生たちと交流しました。
秋場所を6勝9敗で終えた栃煌山は27日、安田小学校を訪れ、全校児童65人との交流会に参加しました。
交流会で栃煌山は、今場所はふがいない成績で終わったと悔しさをにじませました。
それでも、子どもたちから今後の目標を聞かれると、栃煌山は「たくさん稽古をして三役、そしてさらに上を目指します」と力強く答えました。
子どもたちは、なぜ相撲を始めたのか、どんなものをどれくらい食べていますかなどと次々に質問しました。
中でも、女子児童が6月に結婚したばかりの栃煌山に「プロポーズは、栃煌山さんからしたのですか」と鋭く切り込むと、栃煌山は「恥ずかしいですが僕からしました。
変わった事は言ってなくて、素直に結婚して下さいと言いました」と答え、会場からは祝福の暖かい拍手が贈られました。
このあと栃煌山から、去年9年ぶりに復活した地元の神社の奉納相撲で上位に入った子どもたちに「栃煌山杯」や記念のメダルが贈られました。
3年生の男子児童は「大きくてびっくりしました。九州場所では優勝してほしいです」と話していました。
栃煌山は「結婚のことを聞かれて恥ずかしかったですが、元気をもらいました。交流会をきっかけに子どもたちが相撲の道に進んでもらえたらと思います」と話していました。