三井住友FGの前期、純利益1%減 政策保有株の売却益減少で
2019/05/15 18:17 日経速報ニュース

 三井住友フィナンシャルグループ(8316)が15日発表した2019年3月期の連結決算は、純利益が前の期比1%減の7266億円だった。
政策保有株の売却益の減少などが重荷となった。
 本業のもうけを示す実質業務純益(三井住友銀行単独ベース)は同5%減の5840億円だった。20年3月期の連結純利益は前期比4
%減の7000億円を見込む。年間配当予想は前期と同じ180円とした。
 あわせて発行済み株式数(自己株式を除く)の2.3%にあたる3200万株、1000億円を上限とする自社株買いを発表した。取得期間は
5月16日〜8月30日。取得した自社株すべてを9月20日に消却する。