ガンバとサンガの新スタ計画は、全く別物なんで比較するのは無理があるね。

吹田スタが安い理由は、消費税の増税前に計画を決定できたのと
まだ震災復興や五輪建設バブルが起きたり、人件費や資材高騰が発生する前だったし、
ガンバスポンサーであるパナソニックや竹中工務店が進めた民間事業で
竹中は、将来的な他のスタジアム受注競争の宣伝を兼ねる目的で
「採算を度外視」して建設の施工主となって協力支援して着工できたからな。

逆にサンガは、地方自治体の京都府が建設するので細かな行政手続きをやる時点で差があるし、
増税や資材高騰・五輪バブルなどの悪影響をモロに受けているのと
「ガンバと竹中」のような大手ゼネコン会社がスポンサーにいないなどの違いもある。

あと京都の新スタ計画は、絶滅危惧種の魚を保護する自然保護事業とセットなので
設計段階から建設行程などに細心の配慮が必要になってて、尚更ガンバの都は別物になってる。

  おまけ
【 建設費高騰の参考事例 】 2011年以降に自治体の公共事業費がどれだけ高騰してるか

■長崎県立・新陸上競技場 100億円 (収容20000人 2011年2月着工 )
http://i.imgur.com/8lwbShA.jpg

■長野市立・新専用球技場 60〜75億 (収容15000人 2012年末に実施した設計コンペ )
https://i.imgur.com/yC5nqVE.jpg
https://i.imgur.com/Y5JFXGm.jpg

■栃木県立・新陸上競技場 173億円 (収容25000人 2017年着工予定)
http://i.imgur.com/WqReGvd.jpg
http://www.decn.co.jp/?p=40610