対するは、「サッカーの母国」イングランド。

ガレス・サウスゲイト監督の下、攻撃的なスタイルへの転換と世代交代という大きな挑戦を行いながら、着実に階段を上ってきた。

得点王へひた走るハリー・ケインと、スウェーデン戦で待望の初ゴールを挙げたデレ・アリのホットラインが開通すれば、ここまでセットプレー頼みだった攻撃にさらなるバリエーションが加わる。

クロアチアは相手の長所を消すことにおいて一日の長があるが、それをも打ち破る勢いを見せられるか。

実に52年ぶりとなる決勝の舞台に向け、「若獅子」たちの鼻息は荒い。