国家とは何か、或いは人間について 怒りと記憶の憲法学
遠藤 比呂通 [著]
(勁草書房)
本体価格:(予定)2700円
ページ数:256p
Cコード:3032
発売予定日:2021-02-16
ISBN:9784326451241
判型:46
『人権という幻』から10年。幻の原風景を描いた先には、その実現へと
向かう人々がいた。「釜ヶ崎20年」という時間の結晶へ――。
対話が継続される社会的地位としての市民権こそ人権だという「幻」を
前作では見た。その幻はイメージとなって人々の心に刻まれ、行動へと
向かわせていく。幻の原風景から出立し、本作では「個人的記憶のなか
に想起しつづける集合的記憶」を鍵に、幻の実現に焦点をあわせて新た
な光を紡ぎ出す。互いに保障しあう場に存在する権利とは?