家庭教師として勉強を教えていた女子高校生の体を触るなどしたとして、強制わいせつと準強制わいせつの罪に問われた吉原俊哉被告(59)は12日、
大阪地裁(河村宜信裁判官)で開かれた初公判で起訴内容を認めた。

検察側は懲役1年6月を求刑し、即日結審した。判決は3月7日。

検察側は冒頭陳述などで、被告が2017年4月から被害者の指導を担当していたとし、被害者宅で2人きりの際の犯行で「執拗(しつよう)にわいせつ行為に
及んでおり卑劣で極めて悪質だ」と指摘した。

被告人質問も行われ、吉原被告は「嫌がるそぶりが見受けられなかったので嫌じゃないのかなと思った。自分勝手な考えだった」と供述した。

起訴状によると、昨年5月28日夕、大阪府内にある当時15歳の被害者宅で勉強を教えていた際、無理やりキスをしたり体を触ったりしたとしている。大阪
地検が昨年12月に在宅起訴した。(共同)

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