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乳児殺害未遂事件 母親に有罪
09月14日 18時07分

北九州市で生後まもない長女の首を絞めて殺害しようとしたとして殺人未遂の罪に問われている母親に対し、福岡地方裁判所小倉支部は懲役3年、保護観察の付いた執行猶予5年の判決を言い渡しました。

北九州市小倉北区の無職、吉元順子被告(41)は、去年11月、自宅で生後7日の長女の首を絞めて殺害しようとしたとして、殺人未遂の罪に問われました。

これまでの裁判で母親は起訴された内容を認めたうえで弁護側は「育児に日々不安を抱え衝動的に犯行に臨んでしまった」と主張していました。

14日の判決で福岡地方裁判所小倉支部の鈴嶋晋一裁判長は「被告が育児に対する不安を自覚してから犯行に及ぶまでわずか2日で短絡的と言わざるをえない」と指摘しました。

そのうえで「殺意は突発的なもので被告は事実を認めて反省の態度を示している。また、同居する夫が被告の更生支援を約束している」などとして懲役3年、保護観察の付いた執行猶予5年の判決を言い渡しました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20200914/5020007002.html