結婚詐欺の容疑 無職女を逮捕
01月17日 15時58分

結婚する意思がないのに「一緒にいたいから借金を返したい」などとうそを言って、おととし、甲斐市の50代の男性から現金300万円余りをだましとったとして、27歳の女が詐欺の疑いで警察に逮捕されました。
調べに対し「金は受け取ったがだましとったわけではない」と容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは住所不定、無職の山口晃里容疑者(27)です。
警察によりますと、山口容疑者はおととし2月から3月ごろにかけて、好意を寄せられていた甲斐市の50代の男性に対して結婚をほのめかし「元の交際相手のために自分の親戚から500万円を借りていて返さなくてはいけない。一緒にいたいから借金を返せたら山梨へ行く」などとうそを言って、男性から現金310万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。
金を渡したあと、山口容疑者と連絡が取れなくなったことから、男性がおととし6月に警察に被害届を出し、容疑が固まったことから、警察が16日、千葉県内で山口容疑者を見つけて逮捕しました。
調べに対して、山口容疑者は「金を受け取ったことは間違いないが、男性が自発的に援助してくれた金で、だましとったわけではない」などと容疑を否認しているということです。
警察は、余罪の有無を含めて裏付けを進めています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20200117/1040008717.html