「親に知られると、しかられる…」トイレで女児出産し放置 26歳女に執行猶予付き判決
2020/06/12 17:27

 神戸市中央区の飲食店のトイレで女児を出産し放置したとして、保護責任者遺棄の罪に問われた
住所不定、アルバイトの女(26)の判決公判が12日、神戸地裁であり、国分史子裁判官は懲役
1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。

 判決によると、3月31日未明、トイレで女児を産み、便器裏側の床の上に放置して立ち去った。
女児の体に大きな影響はなかった。

 国分裁判官は「新生児をまるで物のように扱う態度は強い非難に値する」としたが、
起訴内容を認めて反省している点などを考慮して執行猶予を付けた。

 女は公判の被告人質問で「妊娠や出産を親に知られると、しかられると思って怖かった」と説明。
「罪を償い、ちゃんとした親になる」と述べていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/eeb4276c31b0a60ef1d0f7593f0845a9a6b78090