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まあ聞いてくれや。
2011年、二月二十六日。
京王線調布→新宿間。
オレは極端なアンプリーザントな出来事に遭遇した。
京王線というクソ電鉄は本数が少なく特急は座れず立たなければならない。
オレは体力が少ないから座席横の鉄棒にもたれかかっていたのだ。
そしたら、その鉄棒を掴んで立っていたマスクをかけた身長のそれほど高くない若い男がオレの背中を押してくる。無視していたら、肩を叩いて音楽を聞いていたオレの耳からイヤホンを取って、「ここは公共の場だから、普通に立って」などとぬかしてきやがった。
当初のオレは正確な状況がどんなものか把握しておらず、
自分にも非がある可能性も否定できないと考えていたため、一切言葉を発さずに少々立ち方を変えただけでそのまま終点まで行って降りた。
するとその男は女と手を繋いでホームを歩いていた。
ツガイ(バカップル)だったわけだ。
「公共の場所だから」などともっともらしい事を言っていたが、つまるところ、付き合ってるクソ女への点数稼ぎだったものと見られる。
ここでもう一度状況を整理してみよう。
まずツガイの女がドアと座席に隣接した直角点に立っており、ツガイの男が女のドアに平方の隣におり、そこから腕を伸ばして棒を掴み、女を包む形で立っていた。そこにオレが棒に寄りかかっていったというものである。
今になって分析してみると、吊革に掴まればいいのに、わざわざ腕を長く伸ばして彼女を包むような姿勢を取っていて、 それが邪魔されたからとオレに文句を言ってきたというものである。