145gの野球ボールの重量を5%刻みで増減させて投球の初速を計測した論文があるが、これによるとボールの重量と初速には反比例の関係が見られ、10%重量を増加させると初速は4km/h程度低下。
卓球でもラケット重量の増減とスイング速度には反比例の関係があると考えると、剛力は10%程度以上一般的なラケットよりも重いのでその程度のスイング速度の低下に見合ったメリットが得られているかどうか。
そもそも「速い球が打てる」のではなく「重い球が打てる」だから剛力を使うことでのスイング速度の低下についての話が全く無意味な可能性もある。