>>594

【世界トップのバックハンドも選択肢が増えた】

既に世界トップレベルにあったバックハンド技術もフォーム改造によって更に進化した。
ラケットに対する肘の位置を従来より低くすることでラケット面を上に向きやすくし、
相手がかけてきたバックスピン(下回転)をミス無く持ち上げやすいフォームに変更したのだ。

張本はトップスピン同士のバックハンド対決に比類なき強みを持つ。
そのため、対戦相手は、多くの場合バックスピンのかかったボールを張本に送球し、ラリーを始める。
張本にとって課題になるのは、このバックスピンを少ない力でミスなくドライブし、
得意のトップスピン同士のラリーに持ち込むことだ。

普通に当てればネットに引っかかってしまう強烈なバックスピンを、
少ない力で安定して返球するために、ラケット面が上に向きやすいフォームを採用した。