維新議員の事務所が99人分の党費肩代わり 父親が私費で支払い、公選法違反の可能性(京都新聞)



日本維新の会の森夏枝衆院議員(比例近畿)の事務所が、2018年度と19年度に党員延べ99人の党費約20万円を肩代わりしていたことが12日、森氏や関係者への取材で分かった。

「協力者に党員集めを依頼し、口頭で秘書の雇用契約を結んだ。協力者は18年度に49人、19年度に50人の党員を勧誘。しかし、年間1人2千円の党費は徴収していなかった」



上脇博之・神戸学院大教授は「支払ったのは父親(事務局長)個人でも事務担当者の行為なので、党員にとっては維新の支部が外形上肩代わりしていると言え、寄付行為に当たるだろう。党費を支払う義務を免れるので、その党員は財産上の利益を得ている」


公選法違反の可能性