http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1107/14/news066.html

 米調査会社Gartnerは7月13日(現地時間)、第2四半期(4〜6月期)における世界PC市場に関する調査結果を発表した。出荷台数は
前年同期比2.3%増の8520万台。同社の6.7%増という予測を大きく下回った。

 過去4年間は低価格ノートPCやNetbookの強い需要があったがそれが一段落したと同社は分析する。PCメーカーはメディアタブレット
の開発に投資しており、多くのメーカーが2011年上半期にタブレットを発売している。

 ベンダー別シェアでは首位は引き続き米Hewlett-Packard(HP)だが、米Dellが2008年の第4四半期以来の2位に返り咲いた。アジア・
太平洋地域で好調だったという。最も成長率が高かったのは中国のLenovoで、3位だった。

 米国でのPC出荷台数は、前年同期比5.6%減の1690万台だった。コンシューマー市場の冷え込みが主な原因とGartnerはみている。
そんな中で、米Appleが好調で、Acerを抜いて3位にランクアップした。5月に発売された新型iMacがコンシューマーおよび教育関係者に
好評だったという。