http://www.computerworld.jp/topics/614/201893/

 DIGITIMESが3月6日に発表したレポートによると、米国Appleは2012年に6,500万台の「iPad」を販売するという。また、その内の4,000万台は、
まもなく発表が期待される第3世代iPadが占める見通しとなっている。

 DIGITIMESは、韓国Samsung、韓国LG、台湾Chimei Innoluxの3社がAppleに納入する9.7インチ液晶パネルの出荷枚数が、2012年を通して
6,500万枚に達すると報じている。2011年は合計4,800万枚だった。

 Samsungは1月、iPad用パネルを245万枚を出荷し、LGを抜いて最大の供給業者になった。12月は165万枚だった。一方のLGは、12月に
210万枚のパネルを出荷したが、2月には170万枚まで落ち込んだと、同報道は伝えている。

 タッチ・パネルの需要は、2012年第1四半期で1,600万〜1,700万枚に達すると見込まれている。その内、750万〜800万枚がiPad 2用パネル、
850万〜900万が第3世代iPad用パネルになると見られている。

 一方で、第3世代iPadの名称は、多くの人が期待する「iPad 3」ではなく、ディスプレイが高解像度になることに関係して「iPad HD」になると、
米国CNETが情報筋の話として報じている。

 CNETはこの情報筋を、「Apple関連の話題について、これまでにも信用できる情報を提供してきた開発者」としている。