ラグビー元オーストラリア代表で70キャップを誇る近鉄SOクエイド・クーパー(32)が12日、21年度の新戦力に太鼓判を押した)

チームには天理大を初の大学日本一に導いたCTBシオサイア・フィフィタ(22)が加入。早ければ4月から公式戦に出場できる後輩について「才能があり、ハードワークができるという、世界レベルに行くためのものを持っている。天理大の試合も見ていたが、とても期待できる」と評した。23年W杯フランス大会での日本代表入りが期待されるフィフィタは、4日からチームに合流している。

クーパーはこの日、トップチャレンジリーグ(TCL)開幕節の清水建設戦(14日、大阪・花園ラグビー場)に向けて東大阪市内で調整。トップリーグ(TL)2部相当のTCLは今季、上位4チームがTL16チームとのプレーオフトーナメント(4月17日開始)に進む。クーパーはフィフィタら今季途中から出場可能となる新戦力にも期待を込め「いろいろなプレーが可能になると思う。一緒に練習している中で他の選手のパフォーマンスも良く『トップ4』を狙える。そこを目指したい」。チームで掲げる「トップ8」超えにも自信を見せた。