日鉄は和歌山製鉄所の高炉2基の内1基の稼働を休止し生産体制の効率化を図る方針を明らかにした。
既に呉製鋼所の高炉2基を休止する方向で最終調整しているが更に踏み込んだ取り組みで収益体制を
強化する。戦後、日本の成長を支えた鉄鋼業界の経営環境の厳しさが改めて示された。
 JFEスチールや神戸製鋼所も合理化策を迫られるのは必至である。