昔、高校の大先輩の他大学OBの元ジャパン選手の方から聞いた話だが、
昭和20年代後半から30年代前半の同志社大学の選手の資質は、
決して早慶明に引けを取っておらず、同志社が弱かったのは、
指導が甘く、選手のラグビーに取り組む姿勢に問題があったからだそうだ。
その頃ジャパン入りした同志社の選手は余ほど素質があったのだろうが、
現在、一人もジャパン入りする選手がいないことからすると、
最近は、相対的に当時よりも選手の素質が落ちていると言うことなのだろう。

素質のある選手が揃っていても勝てないのが同志社の伝統とは情けない限りであるが、
素質のある選手が採れなくなった今は、もう夢も希望もないと言うしかない。

この際、何時までも中途半端に選手を集めてAリーグで恥を晒し続けるよりも、
立教に倣って、同志社宣言でもして、Bリーグでひっそりとやるのが、
一番同志社らしく、格好も付くのではないだろうか。