清鶴シード委員長の説明

まず、選考委員会が頭を悩ませたのは、今年度の実績がある桐蔭学園、大阪桐蔭に続く3校目のAシード。
比較対象は東福岡と天理。
天理は選抜大会3位、東福岡は同準々決勝で桐蔭学園に●34-40。
国体決勝では奈良が福岡を下したが、これは御所実の単独チームだった。
熟考の結果、東福岡をAシードとした。
清鶴委員長「国体の奈良代表に選抜チームとして天理の選手が入っていれば、また変わっていたのかもしれない」

続いて西日本のBシード常翔学園。
同校は最後の1枠をつかんだ形。
選抜大会などに出場しておらず、比較対象は京都成章、大阪朝鮮、石見智翠館、尾道。
決め手を清鶴委員長は「今の力を考えた」と説明。
常翔学園は前年度花園優勝の東海大大阪仰星に、予選決勝で快勝したことを評価された。

シード選考の視点で見ると、佐賀工、流通経大柏、報徳学園、日本航空石川の初戦(30日)が、より興味深くなる。